
こんにちはうまうまです。42歳3人の子持ち、コンプレックスいっぱいのおじさんです。今回は体験を交えた病気のお話になります。
病気の告知は予測不能
私うまうまは2016年5月に血液の癌、慢性骨髄性白血病の告知を受けました。
それまで健康診断オールA、タバコも吸わない、酒もほどほど、全く健康に不安が
無かっただけに、全く予想していませんでした。
そんな自分経験や得た知識を共有することで、年間約10万人もいる、癌を告知された方や
そのご家族、その他の病気を告知されたばかりの方に役立つ情報をお伝えします。
本記事では、以下の3つについてお話します。
- 告知されたらまず最初にするべきこと!
- 病気でかかるお金の話
- 家族に病気のこと、伝える?伝えない?
告知されたらまず最初にするべきこと

もし、突然病気の告知をされたら、またはそんな可能性を感じたら
とにかく冷静に落ち着くこと まずはここからスタートになります。
但し、とても難しいです。私は告知後の2週間位あまり記憶がありません。
じゃあどうすれば良かったのか、まずはとにかく担当のお医者様とコミュニケーションを取ること、
疑問に思ったことは、最初からどんどん聞いて行くべきです。
この後も長いおつきあいになるので、極力遠慮はしない方が良いです。
コミュニケーションを取るのが難しい場合は、患者支援団体などを活用しましょう。
例えば癌の場合
がん相談支援センターの利用をおすすめします。
がん相談支援センターとは、全国のがんの診療拠点病院に設置されている
がんに関する相談窓口です。その病院に通院していなくても、
どなたでも無料で利用できます。
私も告知されてから、だいぶ後に利用させていただいたのですが、
担当の方がとても丁寧に悩みを聞いて下さり、心の負担がだいぶ軽くなりました。
もっと早く利用すべきだったと思います。
病気でかかるお金の話

病気になった時、多くの方が心配されるのがお金。
一体どれくらい治療費がかかるのか、まずはそこが心配の種になります。
私も告知後呆然としたまま、病院で治療費を払おうとした時、非常に焦りました。
会計機に表示された金額は、私の月給を遥か超える金額が表示されていました。
こんな私のような愚かな患者にならないように、事前準備をしっかりしましょう。
しておくべき準備がこちらです。
- 限度額適用認定証をもらう
- 会社の健康保険組合の補助を調べる
どちらも自分の持っている健康保険証に書いてある健康保険組合に問い合わせます。
限度額適用認定証があると、支払う医療費がどんなに高くても、限度を超えた額は請求されません。
ちなみに私だと50万円位の医療費が4万4千4百円になります。
細かい説明はこちらのサイトが分かりやすいです。
もう一つはそれぞれの健康保険組合によって、独自の補助があったりします。
中には医療費が2万円以上かからない、なんて素晴らしい組合もあったりしますので、
一度組合のホームページで確認をしておくのをオススメします。
いずれも健康保険診療の範囲でのお話になりますのでご注意下さい。
家族に病気のこと伝える?伝えない?
私には奥様と3人の子供がいますが、自分の病気のことは
奥様だけには伝えておりますが、子供には伝えておりません。
この問題に答えは存在しないので、ヒントになるサイトをご紹介します。

キャンサーペアレンツ、お子さんを持つがん患者さんたちが、病気の症状や治療の副作用
家族の悩みや日常の出来事を共有して下さっている無料SNSといったサイトになります。
私自身も多くの患者さんやそのご家族とコミュニケーションを取ることによって、自分なりの
病気との向き合い方を見つけることが出来ました。
全く健康に問題を抱えていない方も、このサイトを覗くと多くの学びがあります。
今日のまとめ
- まずは落ち着いて相談出来る人を見つけよう
- お金の準備は早めにしよう
- 良い情報を収集しよう
心の弱っている病気の人に対して、詐欺まがいの商品や情報を売ろうとする輩もおりますので
まずは冷静に情報を収集しましょう。